2015
07.03

自然循環農法をさわりだけ聞いてみた

農業

先週一週間、自然循環農法で作物を育てている農家に農業体験でお伺いしたのだがいろいろな話を聞くことができた。

無農薬で作物を育てる考え方は、全国でいろいろな人が取り組んでいるそうで書籍も多数出版されていて考え方は農家によって差があるそうだ。お世話になった農家では次のような考え方で作物を育てているそうだ。

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サニーレタス

 

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キュウリ

 

・草(雑草)は、作物に太陽が当たらなくなるぐらい伸びたら刈る。草が生えることは自然なことで、農薬などでまったく草が生えないような状態がむしろ不自然だ。

・草が生えたからといって作物に虫がつく訳ではない。

・虫は美味しい野菜を選んで食べている訳ではない。虫は弱い個体を選んで食べている。水々しく元気な個体は虫を寄せ付けない。

・虫が多く付いてしまう場合、肥料のやりすぎで作物の体力が弱っていることが考えられる。人間で言えばメタボな状態だ。こだわる人では堆肥は3年間乾燥させてから土に混ぜるそうだ。堆肥は作物のために与えるのではなく土のために与えるそうだ。

・背の低い草が生える土はいい土でイネ科の植物が生える土はあまり良くない土だそうだ。

・草が生える場合、刈り取った土を乾燥させて土に混ぜることでその草は生えなくなるそうだ。草の種類を見るとその土に不足している成分が分かるそうだ。

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水々しく元気で食べ頃なキャベツ

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弱い、あるいは成長しすぎたキャベツ

 

自分の目で見て触れてみればわかるが、元気なキャベツと弱いキャベツの差は歴然だ。話によると種にも個体差があるため仕方がないそうだ。味もまったく違うそうだ。慣行農法では農薬によって一律に出荷できる状態にしているそうだが、土の微生物なども死んでしまうため土が弱くなりいい作物が育たなくなってしまうのだとか。

しかし、農薬を使わないとロス率は上がってしまいそれが収入に直結する。いい物を作り食べて欲しい。その信念がないとできない難しい仕事だと思った。

 


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