2015
12.18

『サラリーマンが一番怖い』という記事にドキッとしました

会社組織について

サラリーマンを辞めて思うことなのですが、自分で営業企画を考えて稼ぐためにはどうしたらいいだろうかと頭を悩ませることは結構合ってるなと思いました。工夫する余地があって、大きくしないのであれば誰一人まったく同じ解答はないって時間を忘れて没頭できます。それって最高に贅沢でスリリングなゲームだと。なぜこれを早くやらなかったんだろうかとすら思います。

 

そんな時この「ラフラク」さんのブログ記事『【屋久島】移住者が開業したカフェ「Maruya」で「会社員が一番怖い」という名言を聞いた話』

が目に留まりました。

 

サラリーマンが一番怖い

ブログ内容を一部引用します。会社員として働いていると『稼ぐ』感覚が欠如してしまうことが怖いのだと指摘しています。

 

稼げる能力を身につけておくと、食うに困らない

そして、一番心に残ったのが「会社員が一番怖いし、不安定」という言葉。その理由は、会社員として働いていると稼ぐ感覚が欠如してしまうから。

会社の売り上げを意識して働かなくても給料がもらえてしまうので、そのまま働いていたら、会社がなくなってしまった時に対処できなくなってしまう、だから怖い。

 

この指摘、私も経験してましたので本当にそのとおりだと思います。

 

私は、非上場の大企業子会社で13年程働きその後上場企業を含めたいくつかの会社で働いて現在は農家をしていますが、非上場の大企業子会社で働く人が圧倒的に不足していると感じる思考があると思いました。

それは、

『考える』イコール『稼ぐ・つとめる』ことではない

それは、『考える』ことが本来仕事で最も重要であるはずの『稼ぐ・つとめる』ことと直結していないということです。つとめるとは他人に対して貢献するということです。

 

しかし、それは仕事を疎かにしているという意味ではありません。組織として質の高い仕事をするためにみんな考えていましたが、必ずしもイコール『稼ぐ・つとめる』だけではないということです。

 

一流大学卒業者が多数なわけですから、考える力がないわけはそもそもありません。私が会社に入り一部の最優秀な人を見て思ったのは、こんなに地頭がいい人がたくさんいるのかと思う程でした。

 

なぜそんなことになってしまうのか、その原因を洞察すると、給料が出るよう稼ぐためにどうしたらいいのか?から考えているのではなく、知識集約型の仕事をあえて作るために考えているようでした。手びろい仕事の仕方と知識集約型の仕事を取り合う社内過当競争がそれを助長させていました。

 

では、稼がなくて会社は潰れないのかと思うのですが、仕事の特徴上、グループ会社から毎年一定量の仕事が発注される仕組みになっていて会社全体として稼ぐ意識がどこか希薄でした。そこに上の顔色を見て働く官僚的体質が相まって一部の部署や仕事では最初から失敗が見えている事業が多数ありました。その仕事の仕方を例えれば、親からお小遣いをもらいながら仕事をしていると言えばいいのでしょうか。

 

しかし、そんな働き方を続けられるわけはなくいろいろな部分で破綻をきたしていました。

 

会社全体として稼いでつとめる意識、この部分が一部上場会社とは雲泥の差で大人と子供程の違いがあります。一部上場会社とは縁がなくあまり在籍することはできず残念でしたが大変勉強になりました。

 

このことを考えていると、平川克美さんの著書『小商いのすすめ』のこの一節をよく思いだします。

拡大均衡の最終的な段階に入った西欧型先進国は、消費者の欲望をきめ細かく分断してゆくことで延命してきました。

需要が常に右肩上がりで上がり続けるためには、大勢でひとつ必要だった商品を、ひとり一個にする必要がありました。さらに、ひとり一個だったものを、ひとりが複数の同じような商品を抱え込むところまで、消費者の欲望は細分化していったわけです。

洋服ダンスには、同じようなシャツが何枚も並び、冷蔵庫の中には不必要なまでに少量品が詰め込まれる時代になりました。もうこれ以上欲望を細分化できないところまできた時に、経済成長論者たちは、世界中を見回してまだ細分化できる余地のあるブルーオーシャンを探しに出たというわけです。

しかし、もはやこの地球上にそのような場所はあまり残ってはいません。

あたりまです。永遠に成長し続けるというのは、心的空間の中でのみ可能な欲望の見る夢でしかないからです。

 

会社全体を考えて仕事をする、そんな当たり前なようなことが実は全く欠如している。サラリーマンは結構怖い商売だなと思います。

 

定期的に会社ネタもまとめたいと思います。

 

それでは。

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