2015
12.24

肥料について

農業

土作りに必要な肥料について自分も勉強中なので簡単にまとめてみました。

 

肥料とは次のことを言います。

wikipediaより

肥料(肥糧、ひりょう)とは、植物を生育させるための栄養分として、人間が施すものである。

 

土には肥料は必ず必要なのでしょうか?

ではもし、土に肥料を与えず育てた場合どうなるのでしょうか、つくば地域農業改良普及センターで学んだため、内容を一部引用します。

つくば地域農業改良普及センター

「肥料をやらないで作物を栽培すると、作物は十分に育たない。これは、土壌から天然に供給される養分だけでは、作物が必要とする養分には足りないから。肥料は、この不足する養分を補充して与える役割がある。」

 

植物が必要とする元素

植物が必要とする栄養素、元素にはどんなものがあるのかというと次のとおりです。

植物が必要とする元素、「必須元素」は17種類あります。それは、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)、窒素(N)、リン(P)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、イオウ(S)、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、ホウ素(B)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、塩素(Cl)です。

これらをすべて施肥する必要があるのかと言うのかというとそんなことはないそうです。

 

wikipediaより

上記の元素の全てについて肥料として与える必要があるわけではない。鉄(Fe)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)などは植物の成長には微量で良く、通常の土壌ではあまり不足しない。しかしながら、アルカリ性が強い貝化石土壌等では、これらの金属イオンが水に溶けにくく植物が利用しにくいため、生育阻害を受けていることがある。この場合、肥料として与えることで、作物の生育を改善できる。また、水を構成する水素や酸素、空気中の二酸化炭素に含まれる炭素は、通常、環境中に存在する。養液栽培など、土壌からの供給が全く期待できない場合は、全て与えてやる必要がある。施設園芸などでは、二酸化炭素飢餓が発生することがあり、炭素さえも施用する事がある。ただし、上記のうち塩素については、塩害を生じることがあるため、日本ではわざわざ肥料として施すことはない。

 

有機肥料

有機肥料は次のような分類に分けられるそうです。

 

wikipediaより

 

肥料は発酵時に種に有害な毒素を出すため施肥後、夏なら2週間以上、冬なら1ヶ月以上、種蒔きまで感覚を空ける必要があるそうです。(NPO法人明日をひらく有機農業塾)

また、肥料を発酵させたものは次のような呼び方をします。

 

wikipediaより

ボカシ肥(主に動物性肥料)

ボカシ肥とは、有機肥料を発酵させて肥効をボカシた(穏やかにした)ものをいう。原料となる有機肥料は、油カス、米糠、鶏糞、魚カス、骨粉など多様である。無機肥料を加えることもある。ボカシボカシ肥料ともいう。

ボカシ肥には大別して、土を混ぜるもの、混ぜないものの2種類ある。

前者は、有機肥料に土(粘土質なものがよい)を混ぜ、50 – 55℃以上に温度が上がらないようにして発酵させる。(通常、堆肥などを発酵させる場合は、もっと高温で70℃以上になることがある。)

一方、後者は、有機肥料に水を加えて発酵させたもので市販のボカシ肥はこちらである。

 

 

wikipediaより

堆肥(草、落ち葉、生ゴミ、作物くず など)

堆肥(たいひ)とは、有機物を微生物によって完全に分解した肥料のこと。有機資材有機肥料)と同義で用いられる場合もあるが、有機資材が易分解性有機が未分解の有機物残渣も含むのに対し、堆肥は易分解性有機物を完全に分解したものを指す。

ボカシ肥は主に動物性肥料を発酵させたもの、堆肥は草、落ち葉、生ゴミ、作物くずを発酵させたものになります。区分けは、ボカシ肥は雨があたると腐ってしまうことに対して、堆肥は雨があたっても腐らないところです。きちんと発酵させたボカシ肥、堆肥は、施肥後すぐに種を蒔いても可能だそうです。(NPO法人明日をひらく有機農業塾)

 

この他、無機肥料、化学肥料があります。そちらについては別途まとめたいと思います。

 

有機栽培では無機肥料や化学肥料で必要元素を効率的に施肥する方法をとりませんので、数年かけて土壌内の微生物も育てる土作りが必要になります。NPO法人明日をひらく有機農業塾でのテキスト「日本の有機農法」より一部引用します。

 

「日本の有機農法」より

肥料学(植物栄養学)では、植物の健全生育を下支えする土壌内生物の栄養のことが置き去りにされてしまったのです。

土作りにおいては、土壌内の小さな生き物の存在を抜きにしては考えられません。土壌内の生き物の多くは、そのエネルギー源を有機物の中に組み込まれている炭素化合物(糖、セルロール、タンパク質やアミノ酸、有機酸などの形で存在)に求めます。したがって、作物栽培の基本として、植物栄養学のほかに、炭素をたっぷり内蔵している有機物を土に入れるという「土作り栄養学」の視点が必要なのです。

 

土作りの技術は非常に奥が深いのでまた別途まとめたいと思います。

 

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