2016
02.08

大型特殊免許(農耕車限定免許)を取得したのでまとめてみた

農業

 

ご存じない人もいるかもしれませんが、トラクターが公道を走行するためには大型特殊免許が必要になります。(畑の中は免許は必要ありません。)普通自動車免許では無免許運転になり厳しい罰則が科せられます。

しかし、農業機器のみの運転であれば、大型特殊免許に農耕車限定免許というものがありそれを取得すれば公道を走ることができます。

今回大型特殊免許(農耕用)を取得したので簡単に内容をまとめてみました。

 

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大型特殊免許(農耕用含む)の取得方法

 

大型特殊免許(農耕用含む)の取得方法には二つあります

①運転免許試験場で学科試験や実技試験を行い一発合格を目指す方法

②農業大学校が実施しているトラクター運転技能研修を受け実技試験の練習を行った後実技試験を受ける方法

 

②の方法では、3日間の研修の後、4日目に茨城県公安委員会の試験官を呼び運転免許試験が行われます。

農業大学校とは農業者研修教育施設のことで次のとおりです。

 

コトバンク

農業改良助長法に規定される農業者研修教育施設
現在40道府県が条例に基づき設置しており、高卒レベルを対象として2年間講義と実習を組み合わせ実践的な研修教育を行う養成課程、養成課程の卒業者等を対象として高度な研修教育を行う研究課程及び新規就農者や農業者を対象に経営の発展段階に対応した多様な研修を行う研修課程がある。

 

農業大学校でトラクター運転技能研修を受ける

 

茨城県立農業大学校でトラクター運転技能研修を受けました。試験費用や免許試験代を含めて約9000円程で取得する事ができます。日程は次のとおりです。

 

  • 第1日: トラクタの概要(構造と特徴、トラクタの種類)、安全な農作業の基本(農作業事故の発生状況、農作業事故の防止)、トラクタのセルフメンテナンス(保守点検概要の説明、各部調整方法、作業機の保守点検)など
  • 第2日:トラクタの基本運転(前後進、方向転換、停止位置、安全確認、車線変更、模範走行)、トラクタの運転操作(Aコース)
  • 第3日:トラクタの運転操作(Aコース、Bコース)
  • 第4日:免許試験

 

1日目は(株)クボタの技術職社員の方が講師となりトラクタの構造やメンテンンス方法、どうするとトラクターは倒れるのか、など実物と模型を使って詳しく講義があります。トラクターが転倒した時の対処方法など身になる事が聞けます。かなりためになります。

2日目からはトラクター実習になり、前後進、方向転換などの基本運転の後に免許試験時に走る事になるコースの練習に入ります。

 

コースを覚えるのが面倒

 

トラクターにはギアがありますが車と違い一番早いギアでスタートする事ができます。(基本的に試験中にはギアを変える事はありません。)ですから、トラクター免許で一番大変なのは試験コースを覚える事になります。コースはAコースとBコースの二つがあり4日目の免許試験当日の朝にどちらで試験をするかが発表されます。

トラクター免許は結構人気があり毎回20名程が参加します。3班に分かれて3台のトラクターで練習しますので、実は約1時間に1回程度しかトラクターに乗れません。ですから、1日で4回トラクターに乗れればいい方でしょうか。2つのコースを覚えなければいけないので大変です。

 

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何人合格したのかと言うと

 

今回は20名が研修を受講し免許試験を受けましたが結果は、『全員合格』でした。どうやら一時停止や踏切内でのエンストや脱輪などがなければ概ね合格にはなるようです。

コース間違いについては減点はなく、間違ったその時点で一時停止して挙手し教官から正しいルートの確認を受ける事ができます。しかし、正規ルートに戻るまでも試験対象になることからパニクります。コースだけは確実に覚える必要があるでしょう。ちなみにコースを間違えた人はゼロでした。

 

 

 

 

 

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