2016
03.27

信頼で売れ(茨城県のベビーリーフ有機農業法人レインボーフューチャー)

農業

 

茨城県筑西市でベビーリーフなどの有機野菜を栽培している農業法人『レインボーフューチャー』大和田社長に農業経営のコツなどを聞いてきました。レインボーフューチャーさんを知ったきっかけは茨城県の農業セミナー、元サラリーマンで10年足らずで成功を収めていると聞いたことがきっかけでした。

レインボーフューチャーの概要などから説明しましょう。

 

会社概要

・創立:2000年

・従業員数:4名、パート20名

・圃場面積:ハウス200a、路地600a

・取扱品種:四季のベビーリーフ、とうもろこし、スティックセニョール、人参、レタス、フリルレタス、サニーレタス、グリーンカール、ロメインレタス、ほうれん草、春菊、小松菜、水菜、ルッコラ

 

ベビーリーフは四季に合わせ、季節ごとに複数のベビーリーフを組み合わせます。春夏秋冬と彩りが変わります。

 

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大和田さんは元々電気会社の経理担当だったそうです。農業に携わるきっかけは、36歳の時に会社が農業法人を立ち上げその担当者に指名されたことがきっかけだそう。なんと経理の仕事もしながら並行して農業担当者になり、平日は農業、休日や夜は経理の仕事をしていたのだとか。

その後6年間勤務し42歳の時に独立しています。農業にのめり込んだ大和田さん、なんと6年間で休んだのは6日だけなのだとか。

 

『1、2年はもうめちゃくちゃだったね。全然作物が育たないこともあったし、かなり失敗した。2年間はまったく分からないままやってたね。でも給料もらえたからね、ラッキーだった。』

『講演会などに行って勉強した。』

『3年で何となく分かるようになってきて、その後会社が無農薬栽培になったので、さらに3年で無農薬も何となく分かってきた。』

 

6年間で技術に加え人脈も作り、42歳で退社する時にはすでに販路も確保してあったそう。かなりの策士です。大和田さんが抜けたことで農業法人は下火になってしまったのだとか。辞める時には、後で連絡がこないよう携帯の電源を切り、しばらく旅に出たそう。

 

独立するために必要なもの

大和田さんは独立するためには必ず次のものが必要だと言います。

  ①技術
        ②畑
        ③販路
        ④設備
        ⑤作業場

そして、趣味ではなく家族がいる以上は安定してお金を持って帰って来なくてはいけない。レイボーフューフャーでは、独立希望者には10年勤めてもらうそうです。10年勤めてくれれば、販路や畑についても面倒を見るそうです。

 

『経営が安定するまで会社が必要とする野菜を作れば買い取る。家族を大事にするなら、当面は会社の野菜7割、3割を自分の野菜で作ったらいい。』

 

『10年勤めてくれるなら給料も昇給する。研修生のように2年〜3年で辞めてしまっては給料を上げることはできないが、10年尽くしてくれるなら面倒を見るよ。教えてもらう立場で給料が上がるっていうのはない。』
『技術は、ベビーリーフ、レタス、とうもろこし、たまねぎ、水菜、小松菜、ラディッシュを学ぶことができる。』
『そうすれば、自分が独立できるだけのステージが用意できるでしょ。』
独立者が最初から安定してそれなりの収益を得るために、経営的な視点から考えられている事がよく分かりました。と、同時に自分の甘さもかなり実感しました。。。

 

信頼で売る

継続して契約してもらえる農家になるためには、物を売るというよりも人を売ることだそうです。信頼関係ができていて、電話一本のやりとりで話がすむような状態でないといけないと。そうすれば、何かあっても関係が切れるようなことはないそう。
独立するためには、人脈を作り安定した出荷先を3カ所〜4カ所持つべきだそう。レインボーフューチャーでは現在約80カ所の取引先があるそうです。
『努力が必要。一生懸命やれば必ず返ってくる。』

 

さいごに

創業後成長を続けるレインボーフューチャー、社員、独立希望者のサポートもしっかりしていました。ぜひバイトしてみたいと思いながら帰ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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