2016
03.29

ビニルハウスの組み立て

あしたを拓く有機農業塾

 

明日を拓く有機農業塾から独立した若き有機農家、藻垣さんのビニルハウス組み立てを手伝って来ました。
ビニルハウスを組み立てる機会というのはあるようでなかなかないもの、いい経験になります。
組み立てだけを専門家に依頼することもできますが、数10万円は確実に取られます。
経費を削減するには、何でも自分でやるのが一番です。

 

ビニルハウスの材料費は、間口5間(9m)✖︎長さ20mで、m当たり1万2千円程度で
作業時間は、2人で3日、慣れている人なら2日で完成することができます。
今回の経験でビニルハウス作りは問題なく自分でやれそうです。こういうの結構楽しいですね。達成感がかなりあります。
これで自分でビニルハウスも自分で作れそうだという話をしたところ、

『あれ? 小口さん一級建築士じゃなかったでしたっけ?』と厳しご指摘。

発注仕事だとなかなか技術の転用が難しいですね。

それはなぜかと考えると、お金に余裕があると、つい楽ができるということにあります。

そうすると、なぜか不必要なのに大きなハウスを建てたり、補助金でまかなえるのでとりあえず建てておこうと言った発送になりがちです。

(大きな声では言えないのですが、農業の補助金制度はすべてがあまりいいものだとは思えません。抜け道が結構あります。)

これからは大きい建物もなかなか建たないわけですから、自分で考え、設計し、自分で作ることが当たり前になりそうです。

時流はDIYです。

サラリーマン時代にもっといろいろやっとくべきだったと改めて思いました。

では、ビニルハウス作りを順を追って説明しましょう。

 

まず基準を取る

正確に組み立てるため、基準を出します。やり方はいろいろありますが、今回はビニルハウスの部品の1つを使いました。事前に支柱位置に等間隔で印をつけておきます。

 

 

支柱を立てる

等間隔に支柱を立てていきます。根入れ寸法は部材購入元で確認することができます。30cm程でしょうか。
両サイドの支柱をすべて立てます。
根入れには専用の道具があり、体重をかければ簡単に作業することができます。

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支柱をつなぐ

支柱の頂部を専用の道具でつなぎます。

差し込みだけで簡単につなぐことができます。
今回は4人で作業しましたが2人いれば作業可能です。
支柱の肩部分の高さを合わせます。シートを張った時の仕上がりに影響します。

 

 

 

接続部分を留める

接続部分を専用の金具で留めていきます。はめ込むだけで簡単に留めることができます。

 

 

肩を作る

支柱の肩部分にパイプを固定します。パイプは長めのを用意しカットします。カットは金鋸があればいいですが、専用の道具があります。全く力を使わずにパイプをカットできるので大変便利です。

 

サイドのシート固定部を作る

ビニルハウスのサイドに屋根用のビニルシートと換気用のネットを固定する金具を取り付けます。この金具に専用の針金で固定します。脱着可能なのでとても便利にできています。

 

 

扉、柱を立てる

妻部分に扉と柱を立てます。扉は兆番で固定します。

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完成写真

手伝えたのはここまでですが、最後にビニルシートを貼って終了です。 後日完成写真を送ってもらいました。

 

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床にシートを引けばオフィスとしても活用できます。屋根用のビニルシートは、遮光性のあるものなども選べます。遮光ネットも売っていますので、一般的にはそちらを使うようです。

日中は、サイドを換気させて遮光ネットをかければかなり快適に過ごせます。
畑の中にある自分だけのオフィスもなかなかオツなものですよ。夏場は庇を作りアウトドア気分で働けます。

ビニルハウスの組み立ては、県でも1日講習をしています。詳しく説明書きがされた組み立て説明書をもらえるのでとても便利です。

 

 

 

 

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