2016
05.04

農家の労務単価はどう設定すればいいのか

脱サラして有機農で起業

 

サラリーマンから農業に転身したのだから、最初からある程度の経営意識、コスト意識を持って仕事をしたいと考えていました。農業は生き物や天候を相手にしますので、労働当たりの生産性を考えた上で作業をしていかないと、仕事が回らないどころか売上の見通しを立てることもできません。几帳面な人はいつも草取りしたくなったりしますが、そんなに草取りをきちんとしても売上につながらなくては意味がないとは誰しも思うはずです。

 

しかし、どこからどのようにやっていったらいいのかがまず分かりません。話を伺った人の中には、農業はそもそも不安定な仕事、予測を立てるのは難しいと最初から数字を全く見ていない人もいました。そうした人は概ね代々農家で先祖の代からの農地と農機具が揃っていて、そもそも土台が違い余裕があるように見えました。

 

こちらは地盤などはまったくありませんのできちんと考える必要があります。背景の違う人の話を聞いてもあまり宛にはなりません。そんな時に話を聞きに伺ったつくば市の有機農家『石田農園』さんからのアドバイスが役に立ちました。内容は次のとおりです。

 

農家になるということは経営者になるということだ。であれば、経営者と同じ判断ができなくてはいけない。作物単位で原価、利益の計算までできるようになるということだと。

 

これだと思い、まずはここから取り組んでみました。

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労務単価の設定から

いくつか農業の書籍を読み、労務単価の設定方法から学びました。

まず年間の利益目標を設定します。私は今、夫婦1.5人工で作業をしようと思っていて、最初の利益目標として年間500万円を仮に設定したとします。

最初は結構忙しいでしょうから、基本は週休1日で作業をして、その他月1日の休み、夏と冬に5日づつ休みを取ると仮定すると労働日数は年間約326日。

1日8H労働で1.5人工ですので、労働時間は二人で3912h使えることになります。

したがって、利益目標500万円÷3912h=約1280円が時給となるわけです。

 

ここには材料費やら経費やらは入っていませんので別途計上する必要がありますので注意する必要があります。

材料費や経費は栽培する作物、年度によっても大きく変わりますので一律ではありませんが、当面は利益目標で500万円、売上目標で1000万円を設定しておけば問題ないと思います。

 

ということは、時給は2倍の2560円になるわけです。農業などでは、暇な時にバイトの話があったりしますが、2560円以下のバイトをすると目標とする労働当たりの生産性を上げられなくなる可能性があるということになります。そんなバイトをしている暇があるなら、ブログだとかを書いて売上を上げるための営業企画活動をしろと言うことになるわけですね。

ブログを書くことで、メディアへの寄稿や出版の可能性もあります。

単純な労働だけではダメなわけですね。

 

草取りも1時間当たり2560円だと思うと、必要な時だけや防草シートで代替すれば良いという選択になりますね。

次は作物単位での原価、利益の計算方法についてまとめたいと思います。

それでわ。

 

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