2016
05.10

合理的な農業経営のために

脱サラして有機農で起業

 

前回、経営意識、コスト意識を持って農業に取り組むために必要なこととして、まず労務単価を設定してみました。労務単価を設定できれば、単位面積当たりで作物単位の原価、利益の計算ができるようになります。

労務単価の設定についてはこちらを見てみてください。

農家の労務単価はどう設定すればいいのか

単位面積当たりで作物単位の原価、利益だけを算出したいのであれば、県の農業改良普及センターなどで資料をもらえる場合もあります。

しかし、こうした経営的に重要な資料を単にコピーしてもらい上部だけで数字をなぞってしまうと考える力を養うことはできません。データを取り数字で把握することは、無駄を省き合理的な農業経営のための指針を作るために不可欠なのです。

この点について、面白いのだと紹介された書籍『農で起業』より引用したいと思います。

 

目標を定めることが重要

まず目標を決めることが重要だ。

そうすれば、目標達成のためにするべきこと、するべきでないこと、作業方法が自動的に決まる。

現時点で目標を達成できないのであれば、栽培作物の変更など必然的に改善点がはっきりする。

そして目標を作ることで、実現するための努力を行うようになるのである。

そもそも、農作業というのは際限なく続く。いくら仕事をしても仕事がなくなることはないのである。だからずっと労働しなければならないとは考えない。だからこそ、どこかで区切りをつけ、仕事をしない状態を作り出さなければならないのである。そうしなければ、永遠にゆとりなんて生まれない。

働くことが好きな人は延々と働いていればいいかもしれないが、そう言っているうちは永久に労働生産性、効率性は上がらず、無駄を省くことはできない。

収益を上げる仕組みを理解するためには、自分がどの作物でどれだけの利益を上げ、どれだけ労働時間を費やしているのかを確認し、分析する必要がある。

「趣味の農業」では、好きなものを何も考えずに栽培して楽しめばいいかもしれないが、ビジネスの部分は徹底的に効率化し時間を作り、その作り出した時間で経営改善案を作る必要がある。

 

データを取り分析して目標を定め、改善点をはっきりさせること。そして、収益を上げるため経営改善案作りのPDCAを回していくことなどが書籍の中で分かりやすく説明されています。

 

作業単位で材料費、作業時間を把握

作物単位の原価、利益の計算をするためには、すべての作業を洗い出し、材料費、作業時間を計測する必要があります。それを一つ一つ積み上げて積算するわけですね。エクセルの自動計算式を作ってみましたので、次にその内容をまとめてみたいと思います。

それでわ。

 

 

 

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