2016
09.25

なかむら農園 ーゆめファームやさとー 

事例収集(農家ヒアリング)

 

茨城県笠間市にあるNPO、あしたを拓く有機農園を卒業して石岡市(旧八郷町)で新規就農した、『なかむら農園』さんのところに伺ってきました。中村さんはJAやさとの研修制度”ゆめファームやさと”を利用して就農しています。リスクが可能な限り少なく有機農業をスタートできる、まさに夢のような制度”ゆめファームやさと”とても気になってたのでいろいろと話を聞いてきました。

 

中村さんが活用している”ゆめファームやさと”の研修概要を紹介します。

 

1.研修生となる資格は既婚者であること(家族単位での応募)。年齢は40才まで(青年就農給付金(準備型)を受けられる年齢内)

2.研修は2年間。毎年1家族ずつの受け入れがあるため、同時期に2家族が研修を行うこととなる。

3.研修農場(1.5ha)、パイプハウス、トラクター、管理機などの農機具は農協が提供する。

4.研修生は栽培からJAを通した販売までを自分で行う。必要な技術は実技を通して身につけ、また不十分な部分については農協の有機栽培部会での生産者仲間へ相談したり、指導を受けたりすることで学んでいく。

5.研修期間中、青年就農給付金(準備型)の支給対象者となる。研修生は売上の中から研修で利用する各種資材を農協より購入し、独立した農家に最も近い形で研修をする。また、県普及センターより各種研修案内があるので、積極的に参加する。

 

2年間の研修期間中に研修農場、パイプハウス、トラクターなどを提供してもらえ、有機栽培部会で指導を受けることができます。非常に素晴らしい制度です。ただし、応募は夫婦限定ですが。

 

農機具置き場、作業場

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研修生が自由に使える農機具置き場兼農作業場です。トラクターを置くこともできてシャッター付きです。野菜を保管しておくこともできます。新規就農者には贅沢過ぎる設備ですね。

 

圃場

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研修生用の畑とパイプハウスです。手前と奥で研修生一組ずつ農場を利用します。それぞれ1.5haあります。畑は有機JAS認証をあらかじめ受けたものを提供してくれます。草が非常に多かったですがその隙間から人参の様子も伺えました。

 

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ビニルハウスの中ではトマトが元気に育っていました。ビニルハウス内栽培では、紐でトマトの茎を吊る方法が採用されたりします。

 

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この状態でも茎からトマトの香りがします。栽培したことのある人にしか分からないことですね。

 

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JAやさとへの出荷

ゆめファームやさとの畑で作った野菜は、JAS認証有機野菜としてJAで全数買い取ってくれます。出荷先に困らないのは新規就農者にとってとてもありがたいことです。値段は時期によって変動しますが、概ね90円/個程度だとか。新規就農者に対して全数買い取りの条件でこの値段なら最初は非常にありがたいでしょう。

 

 

この他にも八郷の居住環境や畑の状況などについて、色々と伺いました。茨城県新規就農者で最も”イケメン”な雰囲気の中村さん、また農園に遊びに行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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