2014
12.30

ご存知?鈴ヶ森

舞台

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 先日、用事があり京急大森海岸駅に行ってきました。

そこでふと上を見上げると首都高速入口の看板に鈴ヶ森の文字が。ここが鈴ヶ森だったかとちょっとテンションが上がりました。11月に初めて見た歌舞伎の演目が「御存鈴ヶ森」だったからです。旧地名はこのようなところに名残があったりします。そこには、いろいろな大人の事情があるのでしょう。

鈴ヶ森、江戸のはずれ。そこは雲助たちがたむろする場所

品川宿からほど近い江戸の外れの寂しい場所鈴ヶ森を舞台に繰り広げられる一幕なのですが、この辺りは江戸時代に処刑場があり住所不定の輩「雲助(くもすけ)」たちがたむろしていた場所だったそうです。

 

雲助は旅人をだましてぼったくり籠屋をして辺鄙な場所に連れて行き、おいはぎのようなことをしていたそうです。籠に乗る時は雲助かどうかを気をつけなくてはならなかったそうです。姿形は変わりましたが、今話題のぼったくり居酒屋などとそう大きくは変わらないですね。

 

この辺りは今は、しながわ水族館、品川区民公園、大井競馬場になっています。今でも林などがある寂しい感じがする場所です。品川区民公園ではよくテニスをしましたが、夜になると今でも確かに暗いです。

 

御存 鈴ヶ森のストーリー

シンプルなストーリーの鈴ヶ森。内容は次のとおりです。

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長兵衛と権八が出会う名場面の一幕
東海道品川宿に近い鈴ヶ森。夜になると盗賊と化した雲助たちが出没しています。そこへ通りかかったのは、前髪の美少年の白井権八。大勢の雲助が襲いかかりますが、権八は次々に斬り捨て、追い払います。その様子を窺っていた俠客幡随院長兵衛は、権八に感心し、二人は江戸での再会を約束して、東海道を上がっていくのでした。
男気と色気が溢れる、俠客と若衆の出会いを描いた名場面です。

また、詳細なストーリーについては、歌舞伎演目を詳細に説明している下記ブログを参照してください。※ブログ「歌舞伎見物のお供」

このブログの内容は、歌舞伎座で借りられる「イヤホンガイド」と概ね同じです。ストーリーの他に舞台となった時代の背景なども説明があり分かりやすく演目に感情移入できます。

歌舞伎はお家芸などの言葉にもあるように他の舞台に比べて芸が洗練されている気がします。思いの他とても良かったので歌舞伎リピーターになりたいと思います。菊之助さんの色男役はとても色気があり良かったな。

 

  • なお、今回の「鈴ヶ森」の役者は、
  • 白井権八(尾上菊之助) ※寺島しのぶの兄
  • 幡随院長兵衛 (尾上松緑)

 

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