2014
12.31

ブラック企業、それは賭場

会社組織について

色川武大さんの「うらおもて人生録」から続きです。

ばくちの世界で玄人として勝負していた色川さんのメソッドを社畜の自分にも応用すべくさらなる熟読に励みました。

色川さんは、その道のプロとしてやっていくなら、大負け越ししないフォームを身につける必要があると言っています。そして、大相撲の勝ち星に例え、九勝六敗を常に取り続けられる神経がフォームとして身についたなら、ばくちに限らずどの道でも怖い存在になると。

この思考、それこそが、玄人。

 

以下、九勝六敗を狙えの章より引用します。

 

  • プロは、一生を通じてその仕事でメシが食えなくちゃならない。
  • だから、プロの基本的フォームは持続が軸であるべきだ。
  • いつも、どんなときでも、これを守っていれば勝ち越せるという方法、それをつかむことなんだ。
  • しっかりしたフォームを作ること。一生を通算して勝ち抜くためにはそれしかないんだ。
  • 十四勝一敗の選手を一勝十四敗にすることは、それほどむずかしくないんだ。ところが、誰とやっても九勝六敗、という選手を、一勝十四敗にすることは、これはもう至難の技だね。
  • それで俺は考えたんだね。これは勝ち星よりも、適当な負け星をひきこむ工夫の方が、肝要で、むずかしいことなんじゃないのかな。
  • だから、九勝六敗の、六敗の方がむずかしい。適当な敗け星を選定するということは、つまり、大負け越しになるような負け星を避けていく、ということでもあるんだね。
  • 実は、この神経がフォームとして身についたら、ばくちに限らず、どの道でも怖い存在になるんだけどね。

この厳しい勝負師の言葉、この考えこそがブラック企業で働く社畜には必要なのです。なぜなら、ブラック企業で仕事を続けるということ、それは、賭場で働いているようなものなのですから。

 

急に話は変わりますが、プロゲーマーのウメハラも対戦ゲームの試合中で流れを意識したような試合運びします。大舞台の重要な局面であえて相手の懐、出方を探っているような節があります。たとえそこで負けたとしても次回以降の貴重な経験値となるのでしょう。六敗をどう相手に与えるかを考えているような節があります。

 

話を戻すと、ブラックな中小企業は数知れずたくさんありますが、今後は大企業も当然安泰ではないと思います。特に大企業で中途採用をほとんどしていない会社などは考えがコリ固まっていますし、既存の制度を少し変えることにも難色を示しますから。大企業の場合、業界によっては、人件費を減らすしか策がないところも多数だと思います。

 

そして、「うらおもて人生録」では次のように言っています。

 

ばくちで本当に大事な事は誰も教えてくれない。眺めるしかないんだよ。

 

なぜ誰も教えてくれないのかというと、みんな自分が勝つことだけを考えているからだそうです。力量が拮抗していて、甘いやつは勝てないのだそう。賭場の作法を守ってくれれば少しずつ勝たせてもらえるようになるのだとか。

普通の仕事の場合、自分のことだけを考えていては成立しないのですが、ブラック企業では自分のことだけを考えることが通ってしまうのです。

 

 

今後は、プロのフォームを身につけていくしかない!しかし、wordpressにまだ慣れない。誰か教えて。

 

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