2015
01.10

コーチは重要

テニス

2014年『チーム錦織』は元世界2位のマイケルチャンを迎え飛躍の年となりました。錦織の世界ランクは歴代アジア最高位の5位まで上昇、もう実力的にもトップ3を狙えるところまで来ています。

マイケルはアジア系移民アメリカ人ですが日本でも大変人気があり全仏オープンを17歳3ヶ月で制しました。史上最年少4大大会優勝やサンプラスとの死闘など記憶している人は多いと思います。サンプラスのサーブアンドボレーはずるくねと思いながらテレビで見ていたのを覚えています。

 

マイケルが錦織をコーチするきっかけになったのは、東日本大震災のチャリティーイベントの時だったそうですが、その時マイケルが錦織にかけた言葉がとても素晴らしかったのでこの人にコーチやってもらった方がいいんじゃないかな?と勝手に思っていたんですがNumberを見ると周りもそう思ってたみたいですね。

ディテールは少々違うかもしれませんが、錦織の質問に対するマイケルの回答は次のようなものでした。

 

  • 錦織「速いサーブが打てないことが悩みです。サーブで負けてしまうことが良くあります。」
  • マイケル「あなたの身長では上から打ちおろすような速いサーブを打つことは確かに難しいでしょう。しかし、重要なのは速いサーブを打つことではなく試合に勝つことだ。そのために必要十分なサーブを備えていることが重要でありあなたはそれを満たしている。試合に勝つためには自分の長所を発揮し相手の短所を攻めて長所を出させないような試合運びが求められる。その分析をすべきだ。

 

マイケルは錦織よりも身長が低く175cmです。錦織はセカンドサーブを相手にしこたまリターンされ悩んでいたので、何かヒントになるようなことを聞きたかったのだと思いますが、その錦織の考えを汲み、同じアジア系の先人として自分と同じ道を歩もうとする若者を伸ばして上にあげようとするような暖かみが言葉や表情から感じられました。さすが元世界2位は器が違うなと思いました。この時の錦織のサーブが必要十分だったのかは疑問が残る部分だと思いますが、それも即答で汲んでくれるあたりはものすごく賢いなと思いました。

 

錦織の専属コーチ(マイケルチャンは今パートタイムコーチ)はダンテ・ボッティーニで本当に大丈夫なんだろうかと勝手に心配していたので良い方に歯車が噛み合って良かったです。テレビの情報によるとダンテは錦織と同じ天才肌なようですが、そんなに頭がいいタイプではないようだったので。ダンテと錦織のやりとりを紹介しましょう。ディテールは少し違うかもしれません。

 

  • 錦織「ストロークの攻めと守りのバランスで悩んでいる。」
  • ダンテ「圭、おまえが攻撃的なテニスをすれば、勝てない相手はいない。攻撃的なテニスを心掛けろ。」
  • 錦織「(それは分かっている風で)自分では今はディフェンスが大事だと思っている。。。(悩み顔)」

このやりとりをテレビで見て、ダンテじゃまずいんじゃいかと思ったのは私だけではないはず。世界トップ4は攻撃力に加えて、ディフェンス力もめちゃめちゃ高いわけで錦織はそれに根負けしちゃう感じでしたから。

テレビに向かって思わず「おいおい、本当に分かってんのかよ」と口走ってました。

錦織が言うには、ダンテのいいところは、ストロークフォームの乱れをすぐに直してくれるのと、コーチネットワークが豊富で練習相手に困らないところだと言っていました。

日本の楽天オープンの錦織とダンテのストローク練習を見学しましたが、ダンテのバックがシングルハンドでめっちゃ美しいフォームだったのが印象的で、錦織がストロークの調子を上げやすい球を打ってくれるのかもしれません。今までは錦織に非常にフィットしたコーチだったのでしょう。実際に結果も出ていましたしね。

 

楽天オープンによく出ているポーランドのミハイルプルジシーズニーは、ストロークの球回転に癖がないとかで調子を上げやすいことから、ジョコビッチのヒッティングパートナー に良く指名されるのだとか。バックはやはり惚れ惚れするようなシングルハンドでした。

 

プロから見てもお手本通りな球を打つプロがいるのでしょうね。

ナダルと練習したらみんな調子悪くなりそうだな。

話がまとまらなくなってきたので、この辺で。

 

 

 

 

 

 

(Visited 1,403 times, 1 visits today)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA