2015
05.02

映画『るろうに剣心』 神木隆之介君のただならぬ雰囲気を見てほしい

映画

 

DVDで映画『るろうに剣心』 京都大火編、伝説の最後編を2本続けて見た。

るろうに剣心は言わずと知れた週刊少年ジャンプの人気漫画で1994年から1999年まで連載されて、売上は5861万部を記録しアニメ化もされた。熱狂的なファンもたくさんいて、ジュディマリや川本真琴が主題歌を歌ってミリオンセラーとなっているので知っている人も多いだろう。

 

個人的な意見なのだが、原作を知っている日本映画はあまり見ないようにしている。ストーリーも分かるし出来具合いにがっかりしたくないからだ。昔ほどではないが、特に日本映画は内容に非常に当たり外れが激しく原作を台無しにしてしまうこともよくある。デビルマン、ルパン三世 etc。。。 映画館で見れば30分で退席は確実だろう。DVDでもポイントとなるシーン以外2倍速で見るのがちょうどいいぐらいだ。

 

では、なぜ今回この映画を観ようかなと思ったかというと、YOUTUBEの映画トレイラーを見て神木隆之介くんの演技にただならぬオーラ、いや殺気を感じたからだ。
神木君演じる瀬田宗次郎は敵の天才剣士で幹部役なのだが、もしかしたらこういう天才剣士がいたかもしれないなと思わせる雰囲気をしている。そして、一人だけ抜き身の真剣のような危なさを持ちながら相反するような役者としての花、品の良さを両立させている。ただの危ない奴ではない非常に器用で難しい演技なのだ。役作りに役者魂を感じる。

もちろん他の役者さんも有名どころばかりで過不足ない演技をしているのだが、他の役者さんは全体のストーリーと映画の雰囲気を感じ取り上手に役の枠に納めて平均点をとっている感じだ。惰性的な慣れのようなものを感じる。
しかし、神木君の演技は要所を抑えながらもリミッターが外れていて実在の剣士のようなリアリティがある。思わず何人斬ったんですかと聞きたくなってしまう。

 

 

TVの宣伝では敵のボス役志々雄真実を演じる藤原竜也の包帯ぐるぐる巻きで火傷顔の姿がクローズアップされ話題となっていたが、神木君の演技が完全に藤原竜也を食ってしまっている。
藤原竜也も昔はリミッターが外れた演技をしていたが最近は平均点の演技ばかりであまり面白くない。もう少しがんばってほしいところだ。売れすぎてしまうとモチベーションが保てないのかもしれない。才能はもちろんあるのだから、海外に目を向けてはどうなのだろうか。

 

また、主役の緋村剣心役の佐藤健、神谷薫役の武井咲はルックスが抜群に良く花がありすぎるので静止画として見ればとても絵になるのだが、演技はどこか心許なく剣士として命のやり取りをしているような重みが感じられない。漫画の世界をただ演じているようだ。

神木隆之介君は1993年生まれの21歳。才能溢れる若手俳優の今後に期待したい。ファンになった。

 

 

WOWWOWドラマ『変身』神木隆之介君と二階堂ふみさんが主演だがぜひ見てみたい。二階堂ふみさんも神木君と同様にリアリティのある非常に難しい演技をする。二階堂さんの方が神木くんよりも演技の幅があり大女優になれるかもしれない。問題は宮崎あおいと素のルックスが似ていることだろうか。しかし、二階堂さんは、役によっては言われないと分からないこともあったりするので、役者としての器は二階堂さんの方が上かもしれない。

 

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